CSR活動

社会貢献活動

基本的な考え方

社会から必要とされる企業を目指して

社会から必要とされる企業であるためには、企業として社会的責任を果たし、地域のみなさんから信頼されることが大切であると考えます。わたしたちは、トヨタ車体グループらしさを活かした領域で、社会貢献活動の充実に取組んでいます。

社会貢献活動緑化活動
SDGs15

主な取り組み

間伐・緑化活動を推進

工場や関連企業などがある愛知・三重・岐阜・鹿児島・インドネシアでの植林・緑化活動を通じて、森林資源の保全、地球温暖化防止を図り、環境保全・環境啓発への貢献を推進します。

愛知県

「トヨタ車体グループ企業の森」づくり

2006年にトヨタ車体グループ6社による愛知県の森林整備活動への寄付から始まった「企業の森」づくりは、2012年から社員参加型へと転換しました。
今では、経験豊富なメンバーが指導役となり、各社から参加したボランティアが三河湖付近の県有林に月2回程度集まり、間伐活動に取り組んでいます。

説明を受ける参加者

説明を受ける参加者

実際に伐採している様子

実際に伐採している様子

三重県

「いなべ企業の森」づくり

「いなべ企業の森」は自然との共生をテーマに、2006年にスタートしました。工場近隣の森の中に地域のみなさんと社員が一緒に入り、ヤマモモやコナラなど動物が好む樹木を植栽しています。
また、間伐材を使った木工教室やシイタケの菌打ちなどのイベントも同時開催するなど、地域とのふれあいを大切にしています。

動物が好むヤマモモを植樹

動物が好むヤマモモを植樹

木工教室は子どもたちに好評

木工教室は子どもたちに好評

岐阜県

《岐阜車体工業》「美濃白川岐阜車体の森」づくり

水源林の保全および社会貢献や地域との交流を目的に、2010年から岐阜県、白川町と協業し森林整備活動を進めています。社員有志が参加し、除伐や下草刈り、またアジサイやブナ科の落葉樹の植樹や、間伐した木材から巣箱やベンチを作って設置するなど、豊かな森の維持に努めています。

間伐した木材から巣箱づくり

間伐した木材から巣箱づくり

鹿児島県

《トヨタ車体研究所》霧島「企業の森」づくり

2007年より霧島市と「企業との協働の森づくり事業」パートナーズ協定を締結し、地域のみなさん、従業員やその家族による間伐や植林活動の開催、「霧島10万本植林プロジェクト」に参加するなど、地域の緑化活動に協力しています。

「企業の森」づくりの参加者

「企業の森」づくりの参加者

インドネシア

海外「企業の森」づくり

2006年に当社のインドネシア現地子会社であるスギティクリエイティブス(以下SC)と連携し、マングローブなどの植林を開始しました。現在では、SC含めた現地子会社3社が主体となり、地域のみなさんや社員ボランティアが一体となった「地域参加型」活動として継続しています。

植林されたマングローブ

植林されたマングローブ

現地自治体や地元の方を招いた植林式の様子

現地自治体や地元の方を招いた植林式の様子

社会貢献活動福祉活動
SDGs8 SDGs11

主な取り組み

身体障がい者・高齢者を対象とした移送サービスや障がい者の芋ほり体験、障がい者の方が作ったデザートを社員食堂で販売するなどの活動をしています。

移送サービス

トヨタ車体は、土・日を中心に「身体障がい者・高齢者の方の車いす利用者への移送サービス(おでかけくん)」を行っております。1998年10月に刈谷・知立地区で、2003年10月からはいなべ地区で開始した移送サービス(おでかけくん)は身体障がい者・高齢者の車いすを利用される方を目的地まで送迎したり、買い物をしたり、共にレジャーを楽しんだりしています。

出発前のボランティア

出発前のボランティア

利用者と介護者とボランティア

利用者と介護者とボランティア

移送サービス(おでかけくん)に関するお問い合わせ

トヨタ車体の移送サービス(おでかけくん)をご希望される方はこちらからお申込み下さい。

障がい者芋ほり体験の受け入れ

ふれ愛パークではパーク内の畑を利用し、障がい者を対象とした 芋ほり体験を開催しています。 '18年から「刈谷市社会福祉協議会」と協力して開催しており、約50名の方が日ごろできない屋外での収穫を体験しています。

芋ほりを楽しむ体験者

芋ほりを楽しむ体験者

デザートを食べて社会貢献

障がい者就労施設で作られたデザートを食堂メニューに取り入れ、「デザート DE ボランティア」と名付け、社員食堂で年間約3,500食を提供しています。社員がデザートを食べることで、間接的に障がい者の就労支援に繋がっています。

パティシエが材料と味にこだわった本格的デザートは社員に好評

パティシエが材料と味にこだわった
本格的デザートは社員に好評

社会貢献活動次世代育成
SDGs4

主な取り組み

地域の子どもたちの健全な育成をねらい、青少年スポーツ支援、小学生の工場見学受け入れ など積極的に取り組んでいます。

トヨタ車体所属選手によるスポーツ指導

国内トップリーグに所属する、男子ハンドボール部や女子バレーボール部の選手たちが、スポーツ教室を通じ地域の小中高生とのふれあいに積極的に取り組んでいます。
国内トップリーグで活躍する選手が、技術だけでなくチームワークの大切さも教えるなど、子どもたちの頑張りを後押しします。

女子バレー部員による指導

女子バレーボール部員による指導

男子ハンドボール部員による指導

男子ハンドボール部員による指導

トヨタ車体チャレンジカップサッカー大会への協賛

サッカーを通して心身共に健全で礼儀正しい少年少女の育成、技術向上を目的に開催される、刈谷市内の小学校4年生が参加するサッカー大会に1994年から協賛しています。
ご家族からの熱い声援を受け、選手たちは学校の栄誉をかけて熱戦を繰り広げます。

小学生4年生による熱戦

小学生4年生による熱戦

優勝カップ

優勝カップ

小学校への「夢先生」派遣

JFA(日本サッカー協会)こころのプロジェクト「夢先生」に参画し、スポーツクラブの選手を地元の小学校に派遣しています。選手が実際に教壇に立って「夢を持ち、それに向かって努力することの大切さ」を自らの経験をもとに自分の言葉で子どもたちに語りかけます。

子どもたちに授業をする「夢先生」

子どもたちに授業をする「夢先生」

子どもたちに授業をする「夢先生」

工場見学の実施

プレスから組立までクルマづくりを通して見学できるトヨタ車体の特色を生かし、毎年、約70校の小学校から5000人以上の生徒の見学を受け入れています。
とくに刈谷・いなべ地域においては、市内唯一の完成車工場ということで全小学校が工場見学に訪れています。

富士松工場でクルマの生産工程を見学する子どもたち

富士松工場でクルマの生産工程を見学する
子どもたち

中学生職場体験学習

トヨタ車体では、中学生職場体験学習として中学生の受け入れを実施しています。本社では、刈谷市・知立市の学校を対象に社内工場見学、クレイモデル・板金・塗装体験などを実施しており、開発から生産までの流れを知ることのできる、トヨタ車体ならではの特色ある内容となっています。
また、各工場でモノづくり体験を中心とした内容で毎年受け入れを行っています。

クレイモデルでクルマのデザインを体験する中学生

クレイモデルでクルマのデザインを体験する中学生

モノづくり教室への社員派遣

自動車関連企業から派遣された社員が指導員となり、クルマを題材として子どもたちにモノづくりの楽しさを教える豊田市「クルマづくり究めるプロジェクト」に2004年の活動開始時から毎年指導員を派遣しています。
中には現在、クルマづくりに励んでいる卒業生もいます。

子どもたちが主体的に取り組む

子どもたちが主体的に取り組む

小中学校への「出前授業」

実際にモノづくりを体験する「出前授業」として、卓越した技術を持つ社員を2017年から愛知県内の小中学校に派遣し、銅板を型にはめて叩き出すレリーフづくりを教えています。また、「匠」が作った芸術的な作品を披露し子どもたちの関心を集めるなど、モノづくりの奥深さ、楽しさを伝えています。

匠が作った「鯉の滝登り」

匠が作った「鯉の滝登り」

銅板レリーフづくり

銅板レリーフづくり

社会貢献活動地域との連携

主な取り組み

トヨタ車体では清掃活動や交通安全啓蒙活動、防災活動などを地域と協力して取り組んでいます。

周辺地域の清掃活動

毎年5月下旬に、全社一斉の「530活動」として、昼休みに社員が工場周辺で清掃活動を実施しています。
それ以外にも、各工場が主体となり、地域のみなさんと一緒に、清掃活動に取り組んでいます。

社員駐車場周辺を清掃

社員駐車場周辺を清掃

地域の子どもたちも元気に参加

地域の子どもたちも元気に参加

福祉施設の車いす清掃

刈谷市の特別養護老人ホームへ2カ月に1回、社員ボランティアが車いす清掃の他、ベッドや福祉車両の清掃を実施しています。清掃の後は入所者の方と一緒にゲームを楽しむなど、コミニュケーションを深めることも大切にしています。

福祉施設で利用者の車いすを清掃する社員ボランティア

福祉施設で利用者の車いすを清掃する
社員ボランティア

交通安全啓蒙活動

工場の近隣地域にある 幼稚園、小・中学校において、社員ボランティアが子どもたちに向け交通安全の呼びかけ活動を継続しています。また、「0」の付く日に社員が立哨活動を行い、道行くドライバーに安全運転をよびかけています。

登校時にメッセージ入りの文房具を配布

登校時にメッセージ入りの文房具を配布

地域と協同した防災訓練

地域のみなさんにも参加していただく防災訓練を実施しています。一緒に現地を確認する事で防災の必要性を再認識し、また市役所の方を講師として招く防災講座では、参加者が多くの質問を寄せるなど、関心の高い内容となっています。

周辺自治区と共に行う防災訓練

周辺自治区と共に行う防災訓練

社会貢献活動トヨタ車体・刈谷ふれ愛パーク

主な取り組み

地域とふれあい、生物多様性を学ぶ憩いの『刈谷ふれ愛パーク』

環境安全・社会貢献活動として進めている「地域との共生、自然と調和する工場づくり」の一環として、本社・富士松工場の北側に整備した「トヨタ車体・刈谷 ふれ愛パーク」は、「人と自然との調和」をコンセプトにし、自然とふれあい、スポーツや環境学習などを多目的に楽しめる拠点です。

産官学民が連携したパーク運営

地域・外部専門家・近隣学校・県市などの行政・地域農業指導者などで構成する『ふれ愛パーク地域連絡会』を組織し、活動を一過性で終わらせず、永続的に続けるために協働をはかり、地域との“ふれ愛”の場を目指しています。

地域と連携した
農業体験学習
SDGs4

社員ならびに地域の農業指導者が先生となり、農業体験学習を行っています。
地元小学生が体験学習の一環として、田植え、稲刈り、餅つき、わらを使ったしめ縄づくりなど、年間を通じて行い、水田の役割などから環境についても学んでいます。

田植えをする小学生

田植えをする小学生

地域との交流

ふれ愛パークでは、季節にあわせた農業イベントや福祉をテーマとした「TABふれあいフェス」など障がい者施設、その他外部関係団体、従業員ボランティアなどさまざまな人たちと一緒になって地域との交流を図っています。

TABふれあいフェス 吹奏楽(従業員ボランティア)ブースの様子

TABふれあいフェス
吹奏楽(従業員ボランティア)ブースの様子

TABふれあいフェス 近隣福祉施設販売ブースの様子

TABふれあいフェス
近隣福祉施設販売ブースの様子

地域と連携した
環境学習
SDGs4

「ふれ愛パーク」を会場に、行政・大学・近隣小学校・地域と連携した環境学習を開催しています。
自然をテーマに取り組み、近隣小学校へ年間約1000名の方が訪れています。また愛知教育大学とは社会貢献活動に関する相互連携協定を結び、環境分野で連携して活動しています。

水辺の生物観察の様子

水辺の生物観察の様子

社会貢献活動社員のボランティア参加

主な取り組み

トヨタ車体のボランティアはさまざまな分野で活動

社員の自主性をサポート ~TABふれあいクラブ~

社員のボランティア活動の場づくりや積極的な参加に向けて、ボランティアクラブ「TABふれあいクラブ」を運営しています。社員の自主的な取り組みを支援するとともに、共通の関心を持つ仲間とのボランティア活動を通じ交流を図り、活動の活性化を促進することを目的にしています。現在は登録チームにより様々な分野で活動しています。

大きな望遠鏡で宇宙のすばらしさを教える(天体観測チーム)

大きな望遠鏡で宇宙のすばらしさを教える
(天体観測チーム)

衣料を回収し海外に送り届ける(収集チーム)

衣料を回収し海外に送り届ける
(収集チーム)

ボランティア&エコポイント制度

社員のボランティアマインドの醸成をねらい、ボランティア活動やエコ活動の内容や活動時間に応じて、ポイントが付与される制度を導入しています。この制度は、社員が「社会に優しい活動」をすることで、自分自身が清々しい気持ちになり社会に喜こばれる他、会社に認められ(ポイントの付与)、そのポイントを使うことで更なる社会貢献※につながります。
※ 寄付または、環境配慮型商品・フェアトレード商品・障がい者就労支援商品などとの交換

ボランティア&エコポイント制度のしくみ

ボランティア&エコポイント制度

社会貢献活動寄付・協賛

主な取り組み

トヨタ車体は経団連1%クラブのメンバー

経団連1%クラブ(企業が経常利益の1%を社会貢献に支出するように啓蒙)に1990年加入し、以後、その目標沿って活動を推進しています。
その他さまざまな団体に寄付・協賛をしています。