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ラリーの基礎知識
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ア行
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ア行
アシスタントカー
競技車のサポートを行なう車で、メカニックをはじめ、チームスタッフをいち早くキャンプへ届ける車。Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODYでは、もちろんアシスタントカーもランドクルーザー200。4人乗り。
インターコム
マイクとスピーカーがついており、アンプを介してドライバーとの会話をするための機械。基本的にラリー中はヘルメットをかぶっているため、これがないと会話が成立しない。
エア・メカニック
主催者の用意する飛行機で移動するメカニック。00ダカールまでは、マラソンステージを除く区間すべてをサポートできたが、現在では、ラリー中間日のビバークのみに限定されている。
SS(エスエス)
スペシャルステージ。指定された区間の走行時間を競う競技区間。ここでのミスコースやショートカットは結果に大きく影響するため、ナビゲーターの力が発揮される区間。
エタップ
1日分の競技ルート。SS(競技区間)とリエゾン(移動区間)が設定されている。
FIA
Federation internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称。いわば国連の自動車版で、モータースポーツに関してのさまざまな国際ルールはこのFIAで決定される。
カ行
改造車
ラリー勝利を目的に改造を施した車。量産車の改造車、ボデーからエンジンまで専用につくられたプロトまでを含む。
カドー
フランス語でプレゼント(cadeau)の意味。アフリカのステージでは子供達が「カドー、カドー(何かちょうだい)」といいながら集まってくる。気付くと長蛇の列ができていることも。
カミオン
フランス語でトラック(camion)の意味。パリダカでは、T4(競技カミオン)、T5(アシスタントカミオン)の2つに分けられる。T4は、ラリー車と同じルートを走ってタイムを競い、T5は、時に近道をとおりながら、パーツやメカを運搬する。メカとパーツ満載のT5のリタイアは、チームにとって死活問題となる。
ギャップ
隙間、段差。アフリカの大地では、多くの予測できないギャップ(雨季に水が流れた跡など)がある。大半はルートブックに記載されているが、時には記載されていないギャップもある。減速が十分でないままギャップに突っ込むと、サスペンション廻りを損傷することもあり、ドライバー、ナビとも前方の路面に細心の注意を払う。
休息日(中間日)
主催者によりラリー中間に設けられた休日。選手たちもホッと一息と思いきや、メカニックは後半戦に向け、一日中 車の修理・点検に余念がない。
ガレ場
名前のとおりガレキや、岩、石などで荒れた地。アフリカではとがった岩が多いため、パンク、タイヤの傷つきを避けるため、通過時には細心の注意が必要。
クラック
亀裂。過酷なパリダカでは、パーツにクラックなどのダメージが入る。
コントロールゾーン
スタート、チェックポイント、ゴール部は、幅約50m、長さ200~400mでコントロールゾーンと呼ばれる区間が設けられている。その区間は旗で区切られており一方通行となっている。
サ行
市販車部門
一般に市販されている量産車にロールバー・予備タンクなどの「安全に走る」ための改造を施した車。主要部品の交換が禁止。
GPS
イコールコンディションにするため、全競技者に同じ機械が貸し出される。機能はGPSポイントまでの距離・方向表示、スピード表示等、数値と矢印のみで表示され、非常にシンプル。日本で見かける一般的なナビゲーションシステムのような地図の表示機能はない。
スタック
車両がドロ、砂、土、雪などにはまり込んで自力で抜けなくなった状態。砂漠でスタックすると、スタックボード(脱出用板)を用い、手やスコップで砂をかき出し脱出する。大変やわらかい砂にスタックすると脱出に2時間以上かかることもある。タイムロスになるので選手は必死。
スローパンク
タイヤのうけた小さな損傷により、ゆっくりと空気が抜けていくパンク。ビバークに到着したときはなんともなかったタイヤが、翌日のスタート時にはペチャンコになっていてビックリということも。
タ行
タイムカード
ラリー中、毎日スタート時に主催者から配布されるカード。ゼッケン番号と出発時間が記入されており、チェックポイントで通過された証の印が押され、その日のゴール地点では到着時間が記入される。
チェックポイント
通過ポイントをさす。フランス語でパサージュ・コントロール(Passage Controle)。ショートカットができないように、ルート上に2~3箇所のCPが設けられている。CPを通らないとペナルティとして3~10時間が加算される。
デューン
フランス語で砂丘(dune)の意味。美しいデューンが楽しみでダカールに参加するベテランドライバーも数知れず。だが、1日中、砂と格闘し、時には10階建てのビルほどの高さにそびえるデューンの山々に挑まないとゴールできないこともある。
ハ行
パルク・フェルメ
フランス語で車両保管場所(Parc Ferme)の意味。車検の後や競技終了後に、車両の改造など違反を防ぐ目的で設けられており、クルーやメカニックが立ち入ってラリー車を触ることを禁止している。
ビバーク
フランス語でキャンプ地(bivouac)の意味。1日の競技終了後に選手、サポートスタッフなどラリーに関わる人は主催者の指定したビバーク地に集まり生活をする。
ピスト
ルート、みち。交易や往来により自然にできたみち。主に未舗装路。砂漠のように何もないところではよくも悪くも目印になる。
ブラックマーク
道に残ったタイヤの痕。スリップした時、キキキィと道に黒く残ったタイヤ痕。
プロローグラン
ラリースタート前に行なわれるイベント的な走行。大勢の観衆が集まり盛り上がる。
マ行
マラソンステージ
ビバークでエアメカニックの整備の制限があるステージ。カミオンやアシスタント車などで地上を移動するメカニックたちが大活躍する。
ラ行
らくだ草(キャメルグラス)
砂漠地帯に生える背が低くて堅く根が張った草。らくだが食べることかららくだ草と呼ばれる。決して、姿形がらくだに似ているわけではない。うまく避けないと、パンクしたり、車の足回りにダメージを与えるので要注意。
ラリーコンピューター
コンピューターと言っても、基本的には多機能トリップメーター。アフリカの路面は刻々と変わるため、ナビゲーターは常にコンピューターの補正値を修正しながら対応する。
ランチパック
ラリー主催者より毎日選手に支給される昼食。パテやクラッカー、レンズマメのサラダetcといったものが入っている。日本人の口に合うとは言えないが、TLCの中にはラリー後、この味が恋しくなってしまったメンバーもいる。
リエゾン
フランス語で移動区間(liaison)の意味。移動を目的にした区間。ビバーク(キャンプ地)からSSスタートまで、また、SSゴールからビバークまでの移動区間をあらわす。SSのように速さを競うものではないが指定時間内に到着しないとペナルティになる。
リザルト
ラリー結果。毎日ビバークの掲示板に張り出される。主催者のインターネットホームページでもマメに更新される。
ロードブック(ルートブック)
コマ地図と呼ばれる。ラリー主催者から、その日のステージをゴールすると次の日の一冊が手渡される(フランス語版or英語版)。ナビゲーターはこのロードブックに記載されている情報を元に、ドライバーに方向・危険指示等を出す。