DAKAR2018 ワールドツアー in JAPAN に参加

第 03号 2017.04.24

DAKAR2018 ワールドツアー in JAPAN に参加

by TLC (Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY), 2017.04.24

 

2017年4月22日(土)、モンベル高輪ビル(東京都品川)にて『DAKAR2018 ワールドツアー in JAPAN』が開催され、ダカールラリーを主催するA.S.O.(アモリー・スポーツ・オーガニゼーション)の大会責任者の一人であるグザビエ・ガボリ氏が来日。次回ダカール2018の概要を発表しました。

次回はダカール創設40周年となる記念大会であり、南米に舞台を移しての10年目の大会です。記念大会にふさわしい大会となるようドラマ性、競技性の高い舞台を用意したいと強調しました。

具体的には、2018年1月6日ペルーのリマをスタートし、序盤は美しくもあり過酷な砂丘群を抜けるステージが用意されます。スタート・ゴールを同じキャンプ地におくループコースも多く設定され、移動区間(リエゾン)を少なくし、競技区間(SS)を長くとる工夫もされています。
その後は、ボリビアに入り、例年同様の高地戦を経て、首都ラパスで中間休息日を迎え、後半戦はアルゼンチンに舞台を移し、1月20日にコルドバでゴールを迎えます。
途中には、マラソンステージ(メカニックによるアシスタンスが禁止されるキャンプ地を経た2つのステージ)も設けられ、サバイバル要素も盛り込まれた難しい大会となるようです。

また、モータースポーツを開催する以上、必ず発生する二酸化炭素の排出に対し、地球環境への配慮を強調しており、チームに対するエコロジー活動への表彰や、アマゾンの森林保護活動への支援なども発表しており、地球温暖化防止への貢献にも力を入れていきたいと紹介されました。

発表会にはTLCを代表して角谷裕司監督と2017年大会2号車ドライバーを務めた三浦昂選手、日野チームスガワラからはダカールラリーレジェンドの菅原義正選手、2017年大会ではトラック部門総合トップ10入りを果たした菅原照仁選手に加え、ダカールラリー4輪部門で日本人初の総合優勝を果たした篠塚健次郎氏らもゲストとして参加しました。

最後に、ガボリ氏より『ダカールラリー創設以来、これまでダカールラリーの魅力を日本に伝えてくれた歴代の選手、関係者の皆さまに敬意を表すとともに、今後もダカールラリーの素晴らしさをより多くの日本の皆さんにも知って頂きたい。新しいダカールへの挑戦者が日本から生まれることを願っています』と伝えられ、発表会は締めくくられました。

 

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