ダカールラリー2018 大会概要が発表されました
第 36号 2017.11.24
ダカールラリー2018 大会概要が発表されました
by TLC (Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY), 2017.11.24
11月22日(水)、フランスのパリ市内にてダカールラリーの主催者であるA.S.O(Amaury Sport Organisation)より2018年大会の詳細について発表されました。
2017年4月、A.S.O.は通過国としてペルー、ボリビア、アルゼンチンの3カ国を示し、ダカールラリー創設40周年記念に相応しい大会ルートを用意することを強調してきました。
22日の発表では、ダカールラリーの原点であるアフリカ大陸の大冒険を思い起こさせる素晴らしいアドベンチャーを体験できる大会になると、コースディレクターのマーク・コマ氏より自信作のルートについて詳細が説明されました。
ペルーの首都リマを1月6日にスタートし、アルゼンチンのコルドバに20日にゴールする約9,000kmのルートは、前半戦のペルーではアフリカ大陸のサハラ砂漠を連想させる大砂丘群を通過するルートが設けられます。
その後、ボリビアに渡ると南米特有の標高4,000mを超えるアンデス山脈での高地戦に入り、厳しい山岳ルートに加えて、標高3,000m付近の砂丘越えなど、人とクルマへの負荷は一気にピークを迎えます。さらには、メカニックによる整備、アシスタンスが一切禁止されるマラソンステージが塩湖で有名なウユニをはさんで設けられ、選手らは慎重な判断も求められることになります。
後半戦はアルゼンチンに舞台を移し、気温40度を越すベレン、チレシト付近の荒涼な砂漠地帯や、複雑に分岐する枯れ川(ワジ)でのナビゲーションステージなど今大会最後の難所が待ちうけます。
このように今大会は通過国の特徴に合わせた難易度の高いステージがスタートからゴールまで続くことが特徴であり、参加するチームにとっては気の抜きどころがない肉体的にも精神的にも苛酷なラリーとなることが予想されます。
なお、12月半ばオープン予定の特設サイトでは日々のルート詳細についても、改めてご紹介する予定です。
TLCにとっても、厳しい戦いが予想されますが、ペルーを舞台とする大会での初勝利と、目標の市販車部門5連覇を達成すべく、チーム一丸となって最高のパフォーマンスを発揮できるよう準備を進めております。
変わらぬご声援を宜しくお願い致します。
~大会概要~
大会期間: |
2018年 1月6日 スタート(ペルー:リマ) 1月12日 中間休息日(ボリビア:ラパス) 1月20日 ゴール(アルゼンチン:コルドバ) |
コース概要: |
総走行距離…8,793km 競技区間…4,329km |
出場台数(暫定): |
総出場台数…425台(2輪部門222台、カミオン46台) 4輪出場台数…157台(SSV(サイド・バイ・サイド・ビークル)含む) ※台数は暫定エントリー情報に基づく |
TLCゼッケンNo.: |
1号車(ラヴィエル/ギャルサン組)…No.328 2号車(三浦/リシトロイシター組)…No.337 |
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