DAKARRALLY2016 RESULT

START CEREMONY

ごく短い距離のSS(競技区間)が設定され、競技としてタイム計測を行い、翌日から本格スタートする競技のスタート順を決めるステージとなる。よっぽどの不運に見舞われない限り、全ての競技者がロサリオのビバークに辿り着くことができるであろう。

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ダカールラリー2016がブエノスアイレスをスタート
セレモニー後のプロローグランはアクシデントの発生により中止

スタートセレモニーレポート
2日、ダカールラリー2016はアルゼンチンのブエノスアイレスでスタートセレモニーを行い、いよいよ16日までの競技が始まった。この日はさっそく3日の競技区間(SS)の出走順を決めるために11kmのプロローグランも行われ、TLCの2台のトヨタ・ランドクルーザー200は堅実にゴール。しかし、その後コース上で競技車が観客を巻き込むアクシデントが発生し、途中で中止された。

スタート会場となったのは車検場と同じ同市近郊の博覧会場テクノポリス。特設されたポディアム(スタート台)の周囲には好天のもと多くの観衆が詰めかけ、南米らしく賑やかなセレモニーとなった。スタートに臨んだのは2輪136台、4輪バギー(クアド)45台、4輪111台、トラック55台の合計347台。災害への対応のためチリ、ペルーが通過国から外れた今大会の参加台数は減少傾向となった。しかし、それぞれのカテゴリーにおける強豪勢の顔ぶれはこれまでと変わらず、少数精鋭による一層厳しい戦いが予想されている。なお、TLCが参加する市販車部門の台数は11台である。

今大会からブルー基調にカラーリングを一新したTLCのランドクルーザーがポディアムに登壇したのは午後2時半ころ。2台はそれぞれ日本から激励に駆け付けた唐澤常務役員、米澤常務役員に見送られて元気に出発していった。

この日はブエノスアイレスから171km移動したあとに11kmのプロローグランが設定された。これは順位結果に応じて3日のSSのスタート順を決めるためのもの。本格的競技を控えての文字通りのプロローグ(序章)である。かつてのダカールラリーではアフリカへ渡る前にヨーロッパ側で行われていたが、南米に舞台を移してからは今回が初めての設定である。農道を利用したコースは直角コーナーと直線が連続し、沿道には数万人とも言われる観客が並ぶ。難易度は高くないが、コースアウトのリスクのあるステージだった。

この区間をTLCはCAR NO.342号車が暫定で総合51位/市販車部門2位、2分58秒差でゴールしたCAR NO.343号車も同56位/部門4位で手堅くゴール。しかし、その後コースアウトした競技車が観客を巻き込むアクシデントが発生したため、SSはその時点で中止となった。

プロローグランを終えた2台のランドクルーザーは164kmの移動区間を走ってロザリオ市郊外のビバークに到着。待機していたメカニックたちが点検整備を行い、翌日の競技に向けて準備万端な体制とした。3日にはロザリオ~ビラ・カルロス・パス間で258kmのSSが予定されている。

TEAM VOICE

唐澤常務役員 トヨタ車体2万人の夢を乗せて安全に、そして確実に勝ちに行こう!このことを心に留め、頑張ってきてください。
米澤常務役員 ランドクルーザーを生産する吉原工場の社員3400人がみなさんの戦いを見守っています。2台とも絶対ゴールすること。そして優勝を目指し、あわよくばワン・ツーを。帰ってきたら吉原工場で祝勝会を盛大に開きましょう。
角谷監督 三浦ドライバーが初めてドライバーとして迎えたダカールラリーの初日を無事にゴールしてくれ、自分もほっとしました。CAR NO.343号車のジボンドライバーも小さなコースアウトがあったようですが、大事には至らず。明日からが競技の本番なので、2台とも本来の冷静で落ち着いた走りをしてくれると思います。
ジボンドライバー プロローグランの途中で轍にステアリングを取られてコースアウト。右フロントを(ちょっとですが)ぶつけてしまいました。その後は落ち着いて走ってゴール。この教訓を活かして明日からは確かな走りを心がけようと思います。
ギャルサンナビゲーター ラリーがいよいよ始まりました。プロローグランのコースは昨年雨で中止になった最終SSのゴール近くで観客も多かった。3日も狭い山道が中心なので先行車の埃に悩む我慢の一日となりそうです。

三浦ドライバー スタートセレモニーからリエゾン(移動区間)の前半まではガチガチに緊張していましたが、その後気持ちがほぐれて最後は走りを楽しめるようになりました。ドライバーとしてダカールの初日を迎えられたことには(周りの人たちに)改めて感謝の気持ちです。明日からも落ち着いて進んでいきたいと思います。
リシトロイシターナビゲーター いよいよ初めてアキラとのコンビで走るダカールがスタート。準備の時間も長かったので初日はとてもワクワクした気持ちで終えました。キャンセルは残念ですが、仕方がないと思います。