10日、2009ダカールラリーはチリのヴァルパライソで中間休息日を迎えた。同所は太平洋岸のリゾート地で、丘の上にある海軍の兵学校(の運動場)がビバークに充てられている。
トヨタ・ランドクルーザー200のダカールラリーデビュー戦を戦うTLCは前半戦を終えた時点で2号車N・ジボン/三浦昂(トヨタ車体社員)組が総合20位で市販車部門首位、不運なマシントラブルから復調した1号車三橋淳/B・カタルリ組も総合27位で市販車部門4番手とまずまずのポジションで明日からの後半戦に臨むことになる。
休息日はドライバーが体を休める一方、メカニックは早朝からフル回転で予定されていた定期交換部品の取替えや点検作業に精を出していた。
好天に恵まれたヴァルパライソは日差しは強いものの海風は冷たいほど。例年のアフリカでの休息日に比べれば過ごしやすく、メカニックたちは順調に作業を消化していた。
明日からはいよいよ後半戦がスタート。アタカマ砂漠周辺でのループなど大会の山場と言われる難関が待ち受け、ゴールするまでは全く気が抜けない状況だ。

休息日の徹底整備で後半戦に備える

T4カミオンも無事にチームに合流した

エンジンルームに溜まった土ぼこりを掃除する黒澤メカニック

フランス人メカニックと力を合わせてクラッチ交換作業を行う小林メカニック

足回りの部品を交換する堺メカニック

1号車の作業を進める松本メカニック
他のスポーツでもそうですが、1日あくと流れが変わったりすることがあります。クルーとのコミュニケーションもしっかりとって今のペースを保ちたいと思います。
休息日の作業は予定通り。車両は2台とも問題ありません。前半戦でブッシュの中を走ったりしたのでボディ外装品のダメージが少なからずありますが、とりあえずこのまま行きます。
昨日のSSはホコリが酷かったので前車との間隔をわざとあけ、様子を見ながら慎重に来ました。これまでと同じように後半戦も走ります。山場はコピアポのループとマラソン行程(途中アシスタンス部隊が不在のビバークをはさむ2行程)でしょう。結構厳しいと予想していますが、頑張ります。
今日はゆっくり休息もとり、明日からの戦いに備えています。これまで通り良いペースを守りたいですね。
市販車部門1位という状況を嬉しく思いますが、初日にラリーが終わってもおかしくない状況だっただけに後半戦もリスクを背負わず、今の走りを続けたいと思います。
ペースを落とす方向にドライバーをコントロールしようとしていますが、なかなか難しいです。ロードブックによれば明日は砂丘もなさそうですし、ナビゲーションもそれほど難しくないと思います。パンクさせないよう、気をつけないといけませんね。