CSR活動

環境への取り組み

基本的な考え方

地域と共生、自然と調和する工場を目指して

当社は基本理念に"環境との調和"を掲げ、「地球にやさしいクルマづくり、人にやさしいクルマづくり」の考え方のもとに自動車および自動車部品の技術・製品開発ならびに生産活動における環境負荷の最小化を重要な柱と位置づけ、持続可能な社会の実現を目指して取り組んでおり、これらの活動はSDGsへの貢献にも繋がっております。

トヨタ車体環境基本方針(1993年制定 2004年改訂)

トヨタ車体環境基本方針(1993年制定 2004年改訂)

持続可能な開発目標(SDGs)

持続可能な開発目標(SDGs)は2015年9月に国連総会にて採択された、 2030年までに人類が達成すべき17の目標と169のターゲットです。
私たち(トヨタ車体グループ)は、CSR活動を通じて、SDGsの達成に貢献していきます。

環境の取り組み環境取り組みプラン

持続可能な社会の実現に向けて、長期視点で環境負荷削減にチャレンジする「トヨタ車体 長期環境ビジョン」を設定し、それらを達成する具体的な実行計画として5年毎に定める環境取り組みプランを策定し、環境保全に取り組んでいます。

第6次環境取り組みプラン(2016~2020年度)は掲げた全ての項目において目標達成しています。

第6次環境取り組みプラン、実績

第7次環境取り組みプラン(2021~2025年度)では、昨今の地球規模の環境問題に対して「脱炭素社会の構築」、「循環型社会の構築」、「自然共生社会の構築」の3本柱でトヨタ車体グループ一体となって取り組みます。

トヨタ車体 長期環境ビジョン

2050年に向け、6つの領域で取り組む事項を設定
CO₂排出「ゼロ」の実現と生物多様性保全等による環境への「プラス」のチャレンジに取り組みます。

第7次環境取り組みプラン(2021~2025年度)

第7次環境取り組みプランでは特に脱炭素社会の構築に向けて、クルマの生産時および走行時のエネルギー使用量の削減を加速します。具体的には、生産時のCO₂目標を従来の「台当り原単位」から「排出量」に変更し、再生可能エネルギーの導入を積極的に進め、これらの活動をトヨタ車体グループ連結で取り組みます。

◆脱炭素社会の構築

新車CO2ゼロチャレンジ

SDGsへの貢献SDGs7SDGs13

項目 目標および実施事項
新車平均CO2排出量の削減
  • トヨタの環境戦略に準拠した車両の開発
電動車の普及
  • 超小型EVの普及に向けたコムスの商品開発

工場CO2ゼロチャレンジ

SDGsへの貢献SDGs7SDGs9SDGs13

項目 目標および実施事項
生産活動におけるCO2排出量の削減
  • 2013年度比▲30% *1
再生可能エネルギーの導入
  • 太陽光発電による再生可能エネルギーの導入

*1 自社+国内外連結子会社(生産系)

◆循環型社会の構築

循環型社会・システムの構築

SDGsへの貢献SDGs9SDGs11SDGs12

項目 目標および実施事項
石油由来プラスチックの削減
  • 植物材料開発と車両部品への実装
生産活動における廃棄物の低減
  • 資源投入量と廃棄物量の最小化

水環境インパクト最小化

SDGsへの貢献SDGs6

項目 目標および実施事項
生産活動における水使用量の低減
  • 日常改善とライン更新時の節水技術導入

◆自然共生社会の構築

人と自然が共生する未来づくり

SDGsへの貢献SDGs11SDGs12SDGs15

項目 目標および実施事項
生産活動におけるVOCの低減*2
  • 塗料の水性化と使用量の低減
生物多様性保全
  • 地域と連携した、自然と共生する工場づくりの推進

*2 VOC:揮発性有機化合物

環境の取り組み環境経営(マネジメント)

環境取り組みプランの活動推進にあたっては社長を委員長とした「CSR・CN委員会」を元に「製品環境委員会」「生産環境委員会」の2つの分科会で構成し、方針の策定や活動の進捗状況の共有、課題や解決策の検討を関連部署と連携して着実な推進を図っています。
また、トヨタ車体グループ連結で、環境異常や苦情、コンプライアンス違反ゼロを目指して国内外の関連会社や仕入先と連携した環境保全活動に取り組んでいます。

推進体制

推進体制

環境マネジメント

SDGsへの貢献SDGs3SDGs11SDGs12
項目 目標および実施事項
連結環境マネジメントの推進
  • 各国、各地域の環境法令遵守とリスク未然防止活動の徹底
  • グローバルな製品化学物質管理の充実
仕入先と連携した環境活動の推進
  • 仕入先における遵法対応と当社へ納入される部品、原材料等に含まれる環境負荷物質の管理充実および自主的な環境パフォーマンス向上活動の要請
環境教育の充実と推進
  • 従業員教育の充実
    <自社>階層別、海外赴任者等への教育の実施
    <連結>各国ごとの実情に合わせた環境教育の実施
環境情報の開示とコミュニケーションの充実
  • 環境保全取り組み結果、内容の継続開示
  • 地域社会とのコミュニケーションの充実

環境の取り組み脱炭素社会の構築
SDGs7 SDGs9 SDGs13

主な取り組み

「脱炭素社会の構築」
再生可能エネルギーの導入(太陽光発電)

再生可能エネルギーの導入(太陽光発電)

ライン新設・改装等に合せた低CO₂生産技術開発・導入、非稼働時ロスを最小化するなどの日常改善や 再生可能エネルギーの導入を推進しています。

CO₂削減に向け、これまで主流だった内燃機関エンジンからハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)へ今後シフトされてる中、さらに燃費向上やモーター出力負荷を低減させるため車両の軽量化を進めていく必要があります。
社内の技術力だけでなく、関係協力会社と共に鉄の超ハイテン化や 鉄の代替材料(アルミ、マグネシウム、カーボン、樹脂等)についても取り組んでいます。 事例

環境の取り組み循環型社会の構築
SDGs6 SDGs9 SDGs11 SDGs12

主な取り組み

「循環型社会の構築」

生産技術開発・導入、日常改善による廃棄物低減や水を含む資源の有効利用活動など積極的に推進しています。 事例

木材を微細化した繊維を用いた射出材料「TABWD/タブウッド」 *3を開発。
ランプブラケットやハーネスプロテクターなどへの採用実績を重ね、部品の軽量化に貢献しています。

*3 . TABWD : Toyota Auto Body WooD plastic

採用部品の例

環境の取り組み自然共生社会の構築
SDGs11 SDGs12 SDGs15

主な取り組み

「自然共生社会の構築」
ビオトープの育成、在来種保護

ビオトープの育成、在来種保護

環境負荷物質であるVOC低減に向けて塗装工程の塗着効率向上、塗料・洗浄シンナー削減や水性塗料の適用拡大等を推進しています。

自然や多くの生きものと関わりながら生活しており、人と自然が共生、地域の環境を維持するため地域の皆さんと連携し、自然と共生する工場づくりに取り組むとともに、環境学習などを通じて人づくりを図っています。事例

環境の取り組み環境経営(マネジメント)
SDGs3 SDGs11 SDGs12

主な取り組み

「環境経営(マネジメント)」
環境リスク対応訓練

環境リスク対応訓練

当社、国内・海外連結子会社、取引先、地域と連携したマネジメント体制を整備し、ISO14001の取得や環境リスクの未然防止活動を取り組んでいます。また環境取り組みの活性化を狙い、啓発活動等を積極的に展開しています。

化学物質の製造・使用による人への健康と環境への重大な悪影響の最小化のため、日本の化審法 (化学物質審査規制法) *4、 欧州のELV指令 *5、 REACH規則 *6 など、世界各国で 化学物質への規制が強化されています。当社ではこれらの規制に対応するため、トヨタおよびサプライヤーと協力の上、IMDS *5 登録などの化学物質管理の仕組みを構築し、運営しています。 また、 「グリーン調達ガイドライン」 *7 のもと、新製品での化学物質管理の推進をサプライチェーンに展開しています。事例

  • *4 .化審法 (化学物質審査規制法) : 化学物質の審査および製造の規制に関する法律
  • *5 .ELV指令 : End of Life Vehicles 使用済み自動車に関する指令
  • *6 .REACH規則 : Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicals 化学物質の登録,評価,認可及び制限に関する規則
  • *7 .IMDS : International Material Data System 自動車業界向けの材料情報収集システム

*6グリーン調達ガイドライン