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ダカールラリー2019参戦発表会を実施~市販車部門6連覇を目指す~

第21号2018.12.05

2018年12月5日(水)、ミッドランドスクエア(愛知県名古屋市)トヨタ自動車ショールームにてダカールラリー2019参戦発表会を開催しました。

発表会冒頭では、トヨタ車体㈱代表取締役・社長の増井より、ダカールラリー参戦による『もっといいランドクルーザーづくり』、チームメンバーや運営スタッフに社員を起用した人材育成、モータースポーツの感動や喜びの共有によるクルマファンの拡大といったトヨタ車体のラリー参戦活動のねらいを紹介。

続いて、チーム代表を務める常務役員の杉浦より参戦体制を発表。2019年大会もランドクルーザー200をベースとするラリー仕様車2台体制で市販車部門にエントリーし、同部門6連覇を目指します。

マネジメントを担う監督の角谷(トヨタ車体広報室)、エンジニアの伊東(トヨタ車体広報室)、1号車(ゼッケン#350)クリスチャン/ジャン・ピエール組、2号車(ゼッケン#349)三浦(トヨタ車体広報室)/ローラン組を継続起用します。メカニック陣には、福岡トヨタ自動車㈱より派遣の2年目となる瀧井メカに加え、2019年大会が初参戦となる岩浅メカを新たに迎えた総勢20名の体制で臨みます。
体制詳細はコチラ⇒https://www.toyota-body.co.jp/dakar/season2019/team/

チーム監督の角谷は、2019年大会はペルー1か国での開催となり、大会期間は12日、総走行距離は約5,000㎞と例年に比べ縮小されたものの、厳しい砂丘路面走行が全体の70%にもおよぶことを受け、「数字だけを見るとこれまでの大会に比べて、ダカールラリーの厳しさが少なくなったかのように感じてしまうかもしれない。しかし、競技区間のほとんどが砂丘路面で構成されることにより、距離こそ少ないものの走行時間はこれまでの大会以上の長時間となる可能性が高い。選手やスタッフのメンタル、フィジカルにかかる負担は大きく、決して簡単に終わる大会ではない」と分析しています。

また、2018年4月より進めてきたテストでは、ラリー車のポテンシャルアップだけでなく、あらゆるトラブルに対して臨機応変に対応し、目的完遂のための強い意思とチームワークをメンバーに強く求め、チーム力の向上に力を注いできた、と述べました。

さらには、モロッコテスト現場にモリゾウ選手ことトヨタ自動車㈱豊田章男社長が合流し、チームを激励する様子を映像で紹介し、角谷監督は「すべてをやりきったこのチームで1-2フィニッシュで過去のチーム連勝タイ記録に並ぶ6連覇を獲得したい」と自信と意気込みで締めくくりました。

そして、発表会の終わりには、TLCが2007年より継続している環境に配慮したバイオディーゼル燃料(BDF)でのラリー参戦の取組みを紹介し、BDFの原料となる使用済みてんぷら油の回収にご協力いただいたトヨタ車体の近隣地域、支援企業の代表者によるチームメンバーへのBDF贈呈も行われました。

TLCはたくさんの方々の想いが詰まったBDFで厳しい5,000㎞の道のりの走破と勝利を目指して参ります。開幕まで残すところ1か月となりましたが、ますますのご声援をよろしくお願いいたします。

なお、12月中旬より本WEBサイトではダカール2019の特設サイトを開設します。
ラリーの速報や現地の動画・写真、各媒体露出情報や、プレゼントのコーナーも設けていますので、ぜひご覧ください。

参考:トヨタ車体㈱リリース