第4号2019.05.20
TLCは5月22日(水)から6月3日(月)の約2週間、今年度初の走行テストをアフリカのモロッコ王国にて実施し、ダカールラリー2020に向けた活動を本格スタートさせます。
ダカールラリーは11年間にわたって舞台とした南米大陸を離れ、2020年大会は、サウジアラビアに開催地を移すことを大会主催者であるA.S.O(アモリ・スポーツ・オーガニゼーション)が発表しました。サウジアラビアでのダカールラリー開催は初となります。
2020年大会は1月5日(日)～1月17日(金)の計13日間の戦いが予定され、そのコースはアラビア半島の砂漠地帯を主戦場とする砂丘から山岳ルートまでバリエーションに富む環境が用意されると発表されています。
TLCはこの未知の舞台で、チーム史上初となる市販車部門7連覇を目指します。
新天地での勝利に向け、更なるチームのポテンシャルアップを目指し、AT(オートマチック)仕様ラリー車の開発、社員である三浦ドライバーや福岡トヨタ自動車(株)から派遣される日本人メカニック陣を中心とするチームメンバーのスキル強化を目的としてテストに臨みます。
また、日本人メカニックとして2020年大会での初参戦を目指し、中武佑太メカニック(福岡トヨタ自動車(株))が新たにチームに加わります。
中武メカニックは、今回のテストに向け、4月下旬にはトヨタ車体本社隣接のチームガレージにて2年目の岩浅メカニック(福岡トヨタ自動車(株))指導のもと、ラリー車の基本構造および、メンテナンススキルを学ぶ研修に臨みました。
モロッコでのテストを前に中武メカニックは「今回のモロッコでのテストは自身にとって初めてのチームテスト。ダカールラリー本番で力を発揮するためにも、海外での生活をはじめ、ラリーの環境に早く慣れることで、チームに貢献できるよ頑張りたい。整備スキルについては、フランス人のプロメカニックから多くを学びたい」と抱負を語っています。
なお、テストの模様はチーム公式のSNS(FacebookおよびInstagram)や公式ブログで紹介する予定です。
皆さま、下記の各種URLよりぜひチェックしてみてください。