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舞台は中国の砂丘ステージへ
多様に変化する路面も着実にクリアし市販車部門首位をリード

第16号2019.07.16

第8ステージはアラシャンへ向かう砂丘とキャメルグラス(砂漠に生える草の一種)の生い茂る砂地で構成される326kmのSS(競技区間)が設定されました。
またリエゾン(移動区間)も458kmにおよぶ今大会最長のステージということもあり、選手らにとっては長時間集中力を強いられる厳しいステージとなりました。

SS前半の砂丘は砂が締まっていたこともあり、難易度はそれほど高くはなかったものの、中盤から後半にかけての約150kmの区間は砂丘とキャメルグラスや大きな石が点在する砂のオフピストが代わるがわる登場し、時には険しい砂丘ののぼりもあり、クルマに負荷がかかるだけでなく、選手らにとっても今大会で最も厳しい戦いとなりました。

また、気温が上昇する中、競技中にドライバーが給水するボトルにトラブルが発生し、三浦ドライバーは後半2時間ほど給水ができず、ゴール手前では脱水症状が現れるなど非常に過酷な一日となりました。

しかし、TLCの三浦/リシトロイシター組は多様に変化する路面も確実に走行し、集中力を切らすことなくノースタック、ノーパンクでクリア。総合22位、市販車部門1位でゴールし、市販車部門首位のリードをさらに広げることとなりました。

三浦ドライバー
今日はこのシルクウェイラリー2019の中でも自分が一番大事にしていたステージで、完璧に走れることを目指してずっとトレーニングを重ねてきました。自分のイメージ通りに走ることができ、ミスもなかったのでこの走りがダカールラリー2020で発揮できれば必ずいい結果につながると思いました。チームが砂丘の走りを改善し、作り上げてくれたオートマチック仕様のクルマのポテンシャルをしっかり証明することができ、本当にうれしいです。今日はこのラリーで一番満足している一日です。

リシトロシターナビゲーター
今日は砂丘ステージの初日で、今回のAT仕様テスト車にとっても初めての砂丘走行となりました。スタックやパンクも一度もありませんでしたし、新しいギアボックスも砂丘にとても適していて、スピードを落とすことなくギア変更もスムーズに行えました。今日のステージは完璧に終えることができたと思っています。