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シルクウェイラリー2019市販車部門優勝
AT仕様ラリー車に確実な手応え

第19号2019.07.17

シルクウェイラリー2019最終ステージとなる第10ステージはジャユグアンからドゥンファン間、301kmのリエゾン(移動区間)と255kmのSS(競技区間)で繰り広げられました。

ラストステージは硬くて高速ピストがメインのコースでしたが、路面はかなり荒れており、途中道が崩れている危険な箇所がいくつもあったり、フェシフェシ(非常にソフトなパウダー状の土)が舞い上がり前方視界が遮られる場所や曲がりくねったバンピーな路面など、最後まで気の抜けないステージとなりました。

TLCの三浦/リシトロイシター組は、前半の高速ピスト路面だけでなく、荒れた路面でもしっかりとAT仕様ラリー車の特性を活かした走りを見せ、このラストステージを総合17位、市販車部門1位でクリア。累計順位でも総合16位、市販車部門1位と、2016年大会より参戦しているシルクウェイラリーでTLC初となる勝利を挙げることができました。

その晩、ドゥンファン市内で行われたゴールセレモニー(表彰式)では、初勝利をあげて歓喜する三浦ドライバーとリシトロイシターナビゲーターがたくさんの観客に向けて大きく手を振り、歓声に応えていました。

このラリーで得られたデータをもとにチームは車両性能向上に向けたテストをさらに重ね、ダカールラリー2020での市販車部門7連覇に向けた取り組みを引き続き進めてまいります。

皆さまの温かいご声援、ありがとうございました。

角谷監督
2016年からこのシルクウェイラリーに参戦していて、過去3回は優勝を逃してきました。今回4度目のチャレンジで初めて優勝できてうれしく思います。とはいえ、今回の参戦の目的はAT仕様ラリー車のテストということもあり、最後まで走り切り、たくさんのデータを取り、蓄積してくれたことが何より収穫だったと思います。最後まで走り切ってくれた選手、クルマを準備してくれたメカニック陣、スタッフにも感謝の気持ちでいっぱいです。この結果を必ずダカールラリー2020につなげていきたいと思っています。

三浦ドライバー
今年のシルクウェイラリーは絶対に勝ちたいという思いを持ってローランとステージを重ねてきました。加えて、シルクウェイラリーに初投入となるAT仕様ラリー車のデータを集めなければならなかったので、クルマの準備も含めてチーム全員が大変でした。4年越しで優勝でき、またこのAT仕様ラリー車のポテンシャルを示すことができたことは本当にうれしいです。応援していただいた皆さまには感謝しています。今回のこの結果をダカールラリー2020に活かしたい思っています。

リシトロシターナビゲーター
ラストステージもクルマの調子がすごく良く、完璧に走れたと思います。このシルクウェイラリーで過去3年間大変な思いをしましたが、今回勝利を挙げることができ、本当にうれしいです。