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ダカールラリー2021参戦発表
~ランドクルーザー200  2台体制で市販車部門8連覇を目指す~

第9号2020.12.15

2020年12月15日(火)、TLCはダカールラリー2021へ新体制で市販車部門8連覇を目指し、参戦することを表明しました。

冒頭、トヨタ車体(株)代表取締役・社長の増井は、2021年に生誕70周年を迎えるランドクルーザーの歴史を振り返り、ダカールラリーの舞台は長きにわたり世界170におよぶ国と地域で愛されてきたランクルの信頼性、走破性、そして堅牢性を世界中のお客さまに実感していただく場であるとともに、もっといいランクルへ進化させるためにクルマを鍛え上げる地球規模のテストコースであるとラリー参戦活動の意義について紹介しました。

続いて、チーム代表の杉浦より、2021年大会に臨む参戦体制を発表。社員ドライバーを核に新たなメンバーを加えた新体制について説明しました。
チーム監督は前回大会に続き、角谷裕司(トヨタ車体広報室)が務めます。
ゼッケン#340号車の三浦昂(トヨタ車体広報室)/ローラン・リシトロイシター組をエースに、ゼッケン#345号車には、今回新加入となるロナルド・バソ/ジャン・ミッシェル・ポラト組を起用します。
メカニック陣は、長年チームのメカニックを率いてきたフィリップ・シャロワをチーフに2名の日本人メカニックが参加します。福岡トヨタ自動車(株)から今年で3年目となる岩浅龍矢メカニックと、2年目となる中武佑太メカニックが過酷なラリーの戦いをサポートします。このほか、フランス人および日本人スタッフ11名を加えた総勢19名の体制で臨みます。

体制詳細はコチラ

チーム監督の角谷は、2021年大会概要を説明しました。
2020年大会に続き、2回目となるサウジアラビア1か国でのダカールラリーは、前半戦から広大な砂丘群を進み、後半戦は、メカニック陣によるアシスタンスを禁止されるマラソンステージから始まり、その後は前回大会でチームを苦しめた砂と岩のクルマにとってハードな路面がゴールまで続く厳しいルートとなります。
また、大会ルールも一部更新され、マラソンステージでは、従来可能であった競技者同士のサポートが制限されることに加え、ロードブックがデジタル化され、全ステージスタート直前までコース情報が明かされないなど、戦略上も難しい戦いとなります。

最後に、角谷監督は、『コロナ禍により、例年に比べ限られた準備とはなったものの、チーム全員が工夫して、コミュニケーションを交わしながら前回大会での課題に取り組んだことで、チームもクルマもレベルアップできた。市販車部門8連覇を必ず持ち帰る』と意気込みを語りました。

TLCは全行程約7,600kmにおよぶ過酷な道のりの走破と勝利を目指して参ります。開幕まで残すところ2週間あまりとなりましたが、皆さまの温かいご声援をよろしくお願いいたします。

なお、12月下旬より本WEBサイトではダカールラリー2021の特設サイトを開設します。大会期間中の速報情報や現地の動画・写真、各番組への出演情報や、応援メッセージコーナーも設けていますので、ぜひご覧ください。

参考:トヨタ車体(株)リリース