第12号2021.09.27
TLCは2021年10月7日~13日の7日間、アフリカ大陸北西部のモロッコにて2年ぶりに開催されるモロッコラリー2021に参戦します。ダカールラリー2022に向けた最終テストとなるこのラリーでは、次回ダカールラリーで投入するTOYO TIRES製「OPEN COUNTRY M/T-R」の砂路面走行性能の評価およびチームの実戦力強化を主な目的とし、ランドクルーザー200ラリー仕様ATテスト車2台体制で挑みます。なお、今大会は車両テストを目的とし、市販車部門ではなくオープンクラスでの参戦となります。
大会はサハラ砂漠に面したモロッコ南東部に位置するザゴラを拠点とし、感染防止の観点からビバーク(キャンプ地)を移動することなく、ザゴラを起点に5つのループコースで競技が行われます。
競技は10月8日にスタート順を決めるステージ0を皮切りに、全6ステージ、SS(競技区間)約1600km、総走行距離約2600kmを予定。少なくとも各ステージ約300kmのSSが用意され、路面も砂丘、砂、グラベル、ロック、フェシフェシなど、ダカールラリー本番で想定される環境を網羅する難易度の高いステージ設定です。
モロッコラリー2021にはダカールラリー2021同様、1号車にはトヨタ車体社員の三浦昂をドライバー、ローラン・リシトロイシターをナビゲーターに起用します。2号車にはロナルド・バソをドライバー、ジャン・ミッシェル・ポラトをナビゲーターに起用します。また、今シーズンより新たにチームに加入した穴見直樹メカニック(福岡トヨタ)の実戦デビューとなります。その他、日仏メカニック、スタッフを合わせ計15名体制での参戦となります。
TLCは、引き続き新型コロナウイルスに感染しない、させない、モータースポーツ活動への参加を目指し、チームは大会メディカル規定以上の感染対策を定め、選手、チームスタッフへの感染防止および、関係者への感染拡大防止に徹底して参戦してまいります。
引き続き、温かいご声援を宜しくお願いいたします。
【モロッコラリー2021参戦体制】
♦ランドクルーザー200ラリー仕様ATテスト車2台体制で参戦
チーム監督 | 角谷 裕司(トヨタ車体㈱総務部広報室) |
1号車ドライバー | 三浦 昂(トヨタ車体㈱総務部広報室) |
1号車ナビゲーター | ローラン・リシトロイシター |
2号車ドライバー | ロナルド・バソ |
2号車ナビゲーター | ジャン・ミッシェル・ポラト |
チーフメカニック | フィリップ・シャロワ |
1号車メカニック | 穴見 直樹(福岡トヨタ自動車㈱) |
ペドロ・アンブロシオ | |
2号車メカニック | 中武 佑太(福岡トヨタ自動車㈱) |
ルカ・ブロア | |
カミオンスタッフ | ジルベール・デュードン |
ミッシェル・ボージョン | |
コーディネーター | 奥地 博之 |
タイヤ開発エンジニア | 2名(TOYO TIRE㈱) |