第13号2021.10.14
TLCは2021年10月7日~13日の7日間、アフリカ大陸北西部のモロッコにて2年ぶりの開催となったモロッコラリー2021にランドクルーザー200ラリー仕様ATテスト車2台体制で参戦しました。
チームは本大会をダカールラリー2022に向けた最終テストの場と位置付け、次回ダカールラリーから投入する新開発のTOYO TIRES製「OPEN COUNTRY M/T-R」の砂路面走行性能の評価などを目的とし、タイヤのパフォーマンスの確認とともにラリー車のセットアップを実施しました。
競技は10月8日から13日の6日間にわたり、ステージ0を含む6つのステージで構成。TLCはモロッコ南部の街ザゴラを拠点に総走行距離約2300kmを走破。途中、コースの短縮などもありましたが、砂丘ステージや険しいロックセクションなど、変化に富むルートもあるなど、クロスカントリーラリーらしいコース設定となりました。
大会の勝負どころとなる砂丘ステージでは、OPEN COUNTRY M/T-Rの特性が存分に発揮され、これまで以上のマシンの走破力にチームは大きな手ごたえを感じています。また、ダカールラリー2022に向けたラリー車のセッティングも確認できました。
大会に参戦したドライバーの三浦昂(トヨタ車体㈱総務部広報室)は「新しいタイヤのパフォーマンスの確認はもちろん、実戦の中でセッティングを煮詰めることができ、過去にない程クルマとの一体感を持って走ることができました。ダカールラリー2022のスタートが待ち遠しい」とコメントしています。
チームは11月末頃に、参戦車両のシェイクダウンを実施予定。ランドクルーザー200シリーズをベースとするラリー車ラストランでの市販車部門9連覇に向け、最終確認を行います。
引き続き、温かいご声援を宜しくお願いいたします。
※参考情報
三浦/リシトロイシター組 | 2位/22台 |
バソ/ポラト組 | 4位/22台 |
いずれもオープンクラスに参戦