ダカールラリー2018参戦車両のシェイクダウンを実施
第 35号 2017.11.20
ダカールラリー2018参戦車両のシェイクダウンを実施
by TLC (Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY), 2017.11.20
TLCは11月18日(土)、フランス、パリ郊外にあるオフロードコースにて、ダカールラリー2018参戦車両のシェイクダウン(完成したラリー車の作動確認、セッティング調整など)を実施し、いよいよダカールラリー2018のスタートを待つばかりとなりました。
シェイクダウン当日は早朝から深い霧に包まれ、テストの実施可否が心配される程でしたが、午前8時半頃より天候は回復。メカニック陣による走行前点検を行い、2台のラリー車は午前9時半頃よりテスト走行を開始しました。
コースは石灰質の土に石が混じる硬い路面。丘陵地帯に設けられたオフロードコースは起伏に富み、高速、中速、低速のあらゆるコーナーに加え、ジャンプスポットもあり、各部駆動系への負荷、サスペンションの動きなどを中心に確認走行を繰り返し、マシンのセットアップを進めていきました。
1号車を担当するクリスチャンドライバーからは『マシンの完成度は高く、市販車部門をリードできるマシンであることは間違いない。しかし、ダカールは2週間の長丁場の戦い。戦う前から絶対というものはあり得ないので、ここから気持ちを引き締め、チーム全員で各々の役割を果たして5連覇を実現したい』とコメントがありました。
テスト走行は予定通りに進行し、午後2時頃には全てのメニューを終了。
メカニック陣によりラリー車の各部を再度点検し、今週末に控えたフランス北西部の港町、ル・アーブルでの南米に向けた船積みへの準備を整えました。
また、テスト終了後には、チームミーティングでメカニック陣の体制も発表されました。
チーフメカニックは昨年に続き、フィリップ・シャロワ(フランス)。
1号車クリスチャン/ジャン・ピエール組を担当するのは、
パスカル・ブロワ(フランス)、ニコラ・パティ(フランス)、山田健太(福岡トヨタ自動車㈱)の3名。
2号車三浦/ローラン組には、
ペドロ・アンブロシオ(フランス)、西村勇樹(トヨタ自動車㈱)、瀧井亮平(福岡トヨタ自動車㈱)の3名
が整備を担当します。
いよいよ全ての準備が整い、ダカールラリー2018開幕まで残すところ、約1ヶ月半余りとなりました。今年度のチームで予定されていたテストはこのシェイクダウンで全て完了となりますが、選手、チームスタッフは本番に向けて、最高のパフォーマンスを発揮するためのコンディションづくりを各々で進めています。
引き続き、皆さまの温かいご声援を宜しくお願いいたします。
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