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ダカールラリーの基礎知識

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ダカールラリーとは?

アフリカに魅了されたフランスの一青年、ティエリー・サビーヌによって壮大なサハラ砂漠への挑戦として1979年から開催されたラリーです。現在では世界一過酷なラリーとして知られ、クロスカントリーラリーの最高峰といわれています。 『パリダカ』という名前が表すように、以前はフランスの『パリ』を出発し、セネガルの『ダカール』でゴールを迎えるルート設定でしたが、アフリカの通過国の政情が軒並み悪化し、コースはさまざまな変遷を経て、2009年からその舞台を南米大陸に移して行われています。

ダカールラリーのカテゴリー

ダカールラリーには様々な車両が参戦しています。2輪(バイク)、クアッド(4輪バギー)、4輪(クルマ)、カミオン(トラック)の部門に分けられ、毎年総勢約300台~500台のエントリーがありますが、その完走率は30%~50%程度にとどまります。

4輪部門 市販車部門1,000台/年以上生産されている市販車両に規則で定められた安全装置(ロールケージ等)を装備した車両。エンジンや駆動系の主要部品については、競技中の交換が禁止される。*TLCは市販車部門ディーゼルクラス ディーゼルクラス
  Cクラス
(ディーゼル、ガソリンそれぞれのクラスでFIA公認(*1)期限を過ぎた車両)
 
ガソリンクラス
改造車部門ラリー参戦を目的として改造された車両。ラリー専用に作られたプロトタイプ車両も含まれる。 ディーゼルクラス
ガソリンクラス
2WD(2輪駆動)クラス
2輪部門 オフロードバイクのカテゴリー
クアッド部門 4輪バギーのカテゴリー
カミオン部門 トラックのカテゴリー

*1) FIA公認とは
市販車部門にエントリーするためには、国際自動車連盟(FIA)による市販車としての公認を受ける必要があり、公認には期限が設けられる。
ダカールラリーにおいては、公認期間が満了した車両でも、継続してCクラスでの市販車部門エントリーが可能。
(ダカールラリー以外のクロスカントリーラリーの場合、公認期限を過ぎて市販車部門にエントリーすることは認められない場合もある)

競技の仕組み

ダカールラリーは約10,000㎞の距離を約2週間かけて走破するラリーです。(開催年により距離、日数は若干変動します。)日々スタート地とゴール地が決められており、その行程はステージと呼ばれます。
日々のステージは、リエゾン(移動区間)とSS(競技区間)により構成されています。

SSは競技としてタイム計測がなされます。(下図:赤色部分)この走行タイムにタイムペナルティ(競技規則に違反があった場合のみ)が加算されたものがリザルト(成績)となります。各ステージのリザルトの合計が累計リザルトとなり、最終ステージ終了時点での累計リザルトが最も少ないチームが優勝となります。
また、SSは選手以外(メカニックなど)による車両整備などのアシスタンスは原則禁止されており、トラブルが発生した場合は選手であるドライバーとナビゲーターが協力しあい、対処しなければなりません。

リエゾンはフランス語で移動区間を意味しており、キャンプ地からSSのスタート地点までの移動とSSのゴール地点から次のキャンプ地までの移動区間を指します。移動区間は公道をそのまま使用するため、一般車とともに交通規則を遵守して走行するため、速さを競う区間ではありませんが、到着規定時間が決められており、それを超えるとタイムペナルティが加算されたり、失格となる場合があります。

図: 1ステージの流れ(例:スタート地/サン・フアン → ゴール地/チレシト)

TLCのこだわり

TLCはチームの母体であるトヨタ車体(株)の目指す『もっといいランドクルーザーづくり』を進めるために、ランドクルーザーを鍛える舞台として世界一過酷ともいわれるダカールラリーを選び、市販車部門への参戦にこだわったラリー参戦活動を続けています。
また、ドライバーをはじめとする一部のチームメンバーにトヨタ車体で働く社員を起用し、人材育成にも取り組んでいます。
ラリーに使用する燃料にはBDFを使用し、廃棄される油を再利用することで環境に配慮したモータースポーツ活動を進めるとともに、廃食油の提供を多くの方々に呼びかけることで、ダカールラリーへの挑戦を共有し、クルマの持つ『ワクドキ』を分かち合えるファンとの一体感を大切にした活動を目指しています。