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ダカールラリー2020大会概要発表

第29号2019.12.06

ダカールラリーを主催するA.S.O.(アモリ・スポーツ・オーガニゼーション)から、ダカールラリー2020大会の概要が発表されました。

2020年大会は大会史上初となるサウジアラビアを舞台とする約8,000㎞(内競技区間は約5,000㎞)のルートが用意されます。「エンプティクォーター(『何もない大地』という意味)」と呼ばれる大砂丘群をメインステージに置き、ダカールラリーの原点である「冒険」要素を強調した大会となる予定です。

冒険への原点回帰はラリーのナビゲーションルールの変更にも及び、これまでコマ図(ナビゲーターが使用するラリー専用の地図)は前日のゴール時に配布されていましたが、各ステージ当日の朝(スタート直前)の配布にタイミングが変更されます。このルール変更によりナビゲーターは前日にコースの予習をすることができなくなるため、ナビゲーションの難易度が大幅に上がることが予想されます。

また、前回までの南米大陸での大会に比べ一日の走行距離が長い傾向にあり、第10ステージから第11ステージにかけてはメカニックによるアシスタンスが制限されるマラソンステージも用意されるなど、全12ステージにおよぶ戦いは、気の抜きどころがない、マシンの速さだけでなくチームとしての強さが求められる大会となりそうです。

チームは11月下旬フランスのリヨン郊外のオフロードにてダカール2020に使用するラリー車2台のシェイクダウン(完成したラリー車の実走テスト)を完了させ、12月3日、フランスのマルセイユから2020年大会のスタート地となるサウジアラビアのジェッダへ出港するフェリーへの船積みを完了させました。

なお、チーム体制や2020大会参戦車両の詳細情報については、2019年12月18日に公開させていただく予定です。