第4号2020.06.12
ダカールラリーを運営するA.S.O.(アモリ・スポーツ・オーガニゼーション)は、6月11日にダカールラリー2021の大会概要について発表しました。
発表内容によると、2021年大会は、前回大会同様サウジアラビアを舞台に、2021年1月1日～2日の車検を経て、1月3日~1月15日の13日間、全12ステージの戦いとなります。
経由するキャンプ地などルート情報詳細は11月の公開予定となりますが、2020年大会でスタート地となったジェッダをスタートし、時計回りにサウジアラビア国内を1周し、再びジェッダにゴールするルートが発表されています。
前半ステージは昨年同様、砂と岩のクルマに高い負荷のかかる路面が続き、後半は広大な砂丘が続く構成になると予想されますが、そのほとんどのステージが前回大会とは異なる新しいルートを用意すると発表されています。
また、2020年大会で部分的に導入されたスタート直前でのロードブック(コマ図)配布は全ステージに適用されます。スタート直前まで走行ルートの詳細情報が分からないことにより、車両のセットアップ、ナビゲーションの難易度が従来以上に高くなります。
そして、チームのアシスタンス(メカニックによる車両整備やスペアパーツ供給など)を禁止されるマラソンステージも用意されます。ドライバーはクルマにダメージを与えることなく2日間のステージを走り切らないといけないため、高いドライビングスキルと集中力の維持が求められます。
現在、新型コロナウイルス感染拡大を受け、TLCも新たな活動スタイルを模索しつつ、2021年大会にはランドクルーザー200シリーズをベースとしたラリー車２台で市販車部門８連覇に向け万全の態勢で参戦できるよう、準備を進めております。引き続き、皆さまの温かいご声援とご理解をよろしくお願いいたします。
TLCのモータースポーツ活動につきましては、ブログやSNSでも状況をお伝えしてまいりますので、ぜひ下記URLよりご覧ください。