第16号2021.12.01
11月28日(日)、ダカールラリーの主催者であるA.S.O.(アモリ・スポーツ・オーガニゼーション)はダカールラリー2022の開催概要を発表しました。
3度目のサウジアラビアでの開催となる2022年大会は、紅海を臨む都市ジェッダから、競技のスタート地である北部の都市ハイルへと向かう2022年1月1日に実施されるプロローグステージを皮切りに、サウジアラビアを時計回りに設定されたルートで競技が繰り広げられます。1月2日にハイルをスタートし、1月8日にリヤドでの中間休息日を迎え、1月14日、ジェッダにゴールします。
今大会のルートは、全てのステージに大小関わらず砂丘を越えるルートが組み込まれています。また、昨年に引き続き、メカニック陣による車両整備やスペアパーツ供給を禁止されるマラソンステージも設定されるなど、ダカールラリーに相応しい険しい道のりでの戦いとなります。
前半戦は北部の山岳地帯が舞台となり、地形が複雑なエリアでの難しいナビゲーションに加え、大きな石や岩による車両の消耗が予想されます。
後半戦は広大な砂丘エリアにルートが設定され、地平線まで続く砂丘を延々と越えていかなければなりません。
競技区間約4,300㎞を含む総走行距離約8,500㎞におよぶ過酷な戦いとなります。
また、エントリー台数は2輪(クアド含む)170台、4輪97台、小型バギー(SSV)105台、トラック58台の世界各国から集まる計430台のマシンが2022年大会に臨みます。
(※TLCがエントリーする市販車部門のエントリー台数は未発表)
TLCは2022年大会がラストランとなる2台のランドクルーザー200シリーズをベースとするラリー車で過酷な舞台に挑みます。ラストランを市販車部門9連覇で飾れるよう、チーム一丸となって戦ってまいりますので、引き続き温かいご声援を宜しくお願いいたします。