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ダカールラリー2023 大会コース発表

第13号2022.12.2

ダカールラリーの大会主催者であるA.S.O.(アモリ・スポーツ・オーガニゼーション)は12月1日フランスにて2023年大会のルート情報など、大会概要について発表しました。

2023年大会は12月31日、サウジアラビア西部のヤンブー(YANBU)郊外に設けられた特設キャンプ地をスタートし、16日間・15ステージを経て1月15日、東部のダンマーム(Dammam)にゴールします。

2022年12月31日のプロローグランから始まる前半戦は山岳地帯のテクニカルルートと砂丘の組み合わせとなり、パンクのリスクとミスコースを誘発する難しいナビゲーションステージになると予想されます。そして、過去のサウジアラビア大会で何度も選手らを苦しめた北中部のハイルをビバークとする2つのループステージを経て、1月9日に首都リヤドで中間休息日を迎えます。後半戦のメインステージはルブアルハリ砂漠でアシスタントチームによるサポート無しで2日間を走らなければならないマラソンステージが設定されます。クルマに大きな負荷のかかる長い砂丘ステージをいかにダメージを与えず、タイムロスを抑えて走るか冷静なレースマネジメント力が問われます。ルブアルハリ砂漠を抜けるといよいよ東海岸ダンマームのゴールが見えてきます。総走行距離約8,500㎞、内競技区間約4,700㎞の戦いとなります。
(※写真:ルートマップ参照)

また、11月21日、TLCは2023年大会に向けて完成した参戦車両2台のシェイクダウンテストをフランス・リヨン郊外のオフロードコースで実施しました。当日はあいにくの 雨天となりましたが、チームは約2年間のラリー車開発を経て完成したラリー車の仕上がりに手応えを感じています。さらに、新型ラリー車のダカールラリー投入に対し万全を期すべく、細かな車両セッティングやスペアパーツの搭載内容に至るまで入念な確認を行い、市販車部門10連覇に向けたチーム戦略を確認しました。

TLCのチーフメカニックを務めるフィリップ・シャロワは「いままで重ねてきた9連覇も簡単な道のりではなかったが、2023年大会ではこれまで以上の私たちの予測を超える危機が何度か訪れるかもしれない。しかし、私たちはテストの中でできる限りの可能性を試すとともに、不測の事態に対処するチーム力を磨くこともできた。V10はゴールではなくランクル300でのダカールラリー挑戦の新たなスタートだと思っている。ランクル300をチーム全員で信じて、ゴールに運びたい。」と意気込みを語っています。

11月30日にはフランス・マルセイユでの競技車両の船積みが完了し、チームは12月28日にサウジアラビアで合流、車検を経てスタートを迎えます。開幕まで残すところ1カ月を切りました。TLCへの注目とご声援をよろしくお願いします。

※大会詳細についてはコチラ(ダカールラリー公式WEBサイト)
https://www.dakar.com/en/overall-route
☆日本語版はございません。