第9号2019.07.08
6日(土)は大勢の観客が集まる中、イルクーツクにてスタートセレモニーが行われ、バイク27台(バイク24台、クアッド(一人乗りバギー)3台)、4輪51台(改造車25台、市販車5台、S×S(2人乗りバギー)8台、オープン13台)、とトラック15台の合計93台が参加。
7日(日)から開始される競技に向け、活気と熱気で満ち溢れる盛大なセレモニーとなりました。
7日(日)の第1ステージはイルクーツクからバイカル湖の南端に位置するバイカリスク間で競技が行われました。205kmのリエゾン(移動区間)、50kmのSS(競技区間)が用意されたこのステージは、スタート直後はドライ路面が続き、途中からはWRCのコースのようなシベリアタイガ(針葉樹林)を抜ける細い道が続きました。また、大きな水たまりや泥を越えていく場面もあり、スリッピーな路面に気の抜けないステージとなりました。
TLCの三浦/リシトロイシター組はウォーミングアップとなるこのステージを慎重にクリアし、総合25位、市販車部門1位でゴールしました。
明日8日(月)はバイカリスクからウラン・ウデ間で212kmのSSが予定されています。
三浦ドライバー
このステージが自分たちにとって今回持ち込んだ新しいATテスト車の事実上のシェイクダウンでした。クルマのセッティングの確認というつもりで慎重に走らせたつもりです。今までのクルマに比べて特にブレーキフィーリングの良さが出ており、扱いやすい方向に仕上がっている感覚があります。明日から思い切って攻めていけるセッティングだと感じました。チェックしなければいけない項目はまだまだあるので、明日どのように走るかはメカニックと相談して決めるつもりです。
リシトロシターナビゲーター
横に乗っているフィーリングとしてはものすごくバランスが取れていると感じました。昨年度作ったAT仕様テスト車に比べるとかなり良くなっていると思います。明日から本格的に長い距離を走るので、しっかりとデータを取りたいと思っています。