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モンゴルでのラストステージ
右前輪にダメージを受けるも何とか走り切り、市販車部門首位のポジションをキープ

第14号2019.07.16

第6ステージは当初マンダルゴビからダルンザドガドへ向かう408kmのSS(競技区間)が予定されていましたが、コースの状況が悪化し、前半157km、ニュートラルゾーン(タイム計測を行わない区間)129kmをはさみ、後半122kmの2つのSSに分けられ、SSの総距離は短縮となりました。

今大会は、これまで全体的に高速ステージを中心に構成されてきましたが、その中でも今ステージが最もハイスピードな展開のコースとなりました。第4ステージまでは硬い土の路面が中心でしたが、今ステージでは途中砂利やフェシフェシと呼ばれる非常にソフトなパウダー状の土など、変化に富む路面構成となりました。

TLCの三浦/リシトロイシター組は、昨日起こった燃料系統のトラブルは解消され問題なく前半のSSを走行するも、ニュートラルゾーンで右前輪を見えない亀裂に落としてダメージを負い、後半のSSスタートまでに2人で協力して応急処置を施し、競技を続行しました。その結果、総合23位、市販車部門1位で何とかゴールしました。

三浦ドライバー
昨日起きていた燃料系統のトラブルはコンピューターのプログラムを変更したことにより解消されて問題なく走れましたが、最高速度の伸びは落ちてしまったように感じました。まだまだ伸びしろがあると思います。そして、1本目SS中はトラブルなく走行していましたが、ニュートラルゾーンで思いがけないトラブルを抱えてしまい、 2本目のSSは手負いの状態で走らなければいけませんでした。応急処置して無事にゴールできたのでほっとしています。

リシトロシターナビゲーター
第4ステージと似たようなフラットでハイスピードなコースでした。コンピューターのプログラムを変更したことでクルマ自体のコンディションすごく良かっただけに、SS間のニュートラルゾーンで起きたトラブルはとても残念です。残すところ3ステージ(第7ステージはリエゾンのみのため)ですが、AT仕様ラリー車を作るためのデータを集めるために何としても完走したいと思っています。