第9号2023.10.05
2023年10月5日(木)、TLCは愛知県豊田市のさなげアドベンチャーフィールドにて、参戦発表会を開催し、ダカールラリー2024への参戦概要について発表しました。
次回、ダカールラリー2024年大会は、TLCの前身となるトヨタ・チームアラコでの初参戦以来、30回目の挑戦となります。前回大会に引き続き、ランドクルーザー300 GR SPORT をベースとするラリー車2台体制で、市販車部門にエントリーし、同部門11連覇を目指します。
1号車は、トヨタ車体の社員でもある三浦 昂(総務部広報室)をドライバーに、ナビゲーターには新たにチームに加わったマイヨール・バルべを起用します。2号車には前回大会優勝を果たしたコンビを継続し、ドライバーにはロナルド・バソを、ナビゲーターにジャン・ミッシェル・ポラトを起用します。また、2名の日本人メカニックが参加します。福岡トヨタ自動車㈱より2年目の派遣となる伊藤勇と2024年大会が初参戦となる谷上文彦です。
ダカールラリー2024年大会は前回大会に続き、サウジアラビア1か国での開催が予定されています。ルート詳細については未発表となりますが、2024年1月5日にサウジアラビア西部のアル・ウラをスタートし、南東部のルブアルハリ砂漠を経て、1月19日にヤンブーにゴールする計13ステージの戦いで競われます。なお、ルートには従来のマラソンステージ（2ステージをメカニックによるサポート無く、選手のみで走りきるステージ）に代わる新たなハイライトステージとして、48時間クロノステージが用意されます。48時間以内に計600kmにおよぶ砂丘ステージを走りきらなければならない、難しく過酷なステージとなることが予想されます。
発表会に出席したトヨタ車体㈱代表取締役・社長の松尾勝博は、ダカールラリーへの参戦を通して、ランクルのDNAである信頼性、耐久性、悪路走破性に磨きをかけ、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として、世界中のお客様の期待に応え続けられるよう、「もっといいランクルづくり」に挑戦し続けたいという想いを語りました。
続いて、チーム代表を務めるトヨタ車体㈱コーポレート本部・領域長の本多篤は、チームが2024年大会の目標に置いている全ステージ完全走破による市販車部門11連覇に向けた取り組みを紹介し、前回大会から強く成長したマシンとチームメンバーを鼓舞しました。
今後、TLCは10月12日から開催されるモロッコラリー2023に参戦し、ダカールラリー2024に向けた最終実戦評価を行います。2024年1月に向けて準備を進めるチームへの温かいご声援をよろしくお願いいたします。
発表内容詳細はコチラ
https://www.toyota-body.co.jp/ps/qnu/usr/db/d_file5-0001-0065.pdf
チーム体制詳細はコチラ
https://www.toyota-body.co.jp/dakar/season2024/team/
参戦車両詳細はコチラ
https://www.toyota-body.co.jp/dakar/season2024/team/machine.html